オーディション審査員はこういう所を見ている【芸能プロダクション20社に聞きました】

コラム

オーディションに応募し、書類選考通過後は面接や実技審査などと進んでいくわけですが、当サイトでは書類選考後に行われる面接で芸能プロダクションのオーディション審査員がどのようなことを気にしながら質疑応答を行うかを芸能プロダクション20社にアンケートを実施。
今回は、ランキング形式でオーディション審査員が応募者のどのような部分に着目しているかを紹介します。

第5位 レッスンやお仕事に通える環境にあるか(住んでいる所や現在の職業)


オーディションに合格後は、お仕事はもちろん、内容によってはレッスンや打ち合わせなどやることは沢山。
それ故にそれらにきちんと通える環境かどうかということですね。
オーディションに合格することは勿論大事ですが、さらにその後を見据えられるかということも考えてオーディションに応募しなければなりません。


第4位 ビジュアル・容姿、スタイル


こちらはモデルやアイドルの募集を行っている芸能プロダクションに多い傾向のある回答でした。
やはりこれらのジャンルのオーディションによって選考を行うお仕事には、容姿に左右される部分も多々あるということが如実に表れていると考えられますね。
なお、「ビジュアルと言われても・・・」と思われる方もいらっしゃるかとは思いますが、ここで言われる「ビジュアル」とは単に「先天的なもの」のみを指すわけではありません。
つまり、日頃のメンテナンスやメイクの方法、写真写りなど「後天的なこと」も含まれています。
また、それらに継続的に意識し努力できる人は、「きちんとお仕事をしてくれる人」などといったプラスの印象を得られる可能性も秘めていますので、「橋本環奈みたいに可愛くないもん・・・」と腐らずにそれらの努力を怠らないことで、道が開けることもあります。

第3位 自己PR力


こちらは、タレントや俳優・女優などを取り扱う芸能プロダクションだけにとどまらず、割とオールジャンルの芸能プロダクションのオーディション審査員から挙がった意見でした。
やはり芸能人という職業にアピール力というのは付き物です。
また、これらは自分を客観的にどれだけ見ることが出来ているかという事にも繋がります。
「自分はここが取り柄」と思っていても、マーケット(市場)は必ずしもそう感じているわけではありません。
そのミスマッチが許容値を超える際には、実際の活動に支障をきたしたり、本人のメンタル面での不具合を生む可能性もあり、活動の継続性をも揺るがしかねません。
それらも鑑みた内容と考えても過剰ではないかと思います。

第2位 人柄(時間を守る・遅刻しない・欠席しない・言葉遣い)

よく言われる話かもしれませんが「技術面も完璧! 自己PRも完璧! でも、面接に遅刻してきた・・・」
こういう応募者を合格させたい・お仕事を任せたいと思うオーディションの審査員も珍しいかもしれません。
芸能のお仕事は、人と人との信用関係が第一と言っても過言ではありません。
常識的な話かもしれませんが、いくら技術力が完璧であっても、常識的なことではありますが、時間が守れない(遅刻や欠席が多い等)、言葉遣い(敬語が使えない等)など、様々な部分の信用問題についてクリアしていなければオーディションに受かることは無いと考えて良いでしょう。

第1位 オーディションやお仕事への本気度

「やはり、これは外せない」
今回の20社のオーディション審査員の方以外にも思う方がほぼ全員と言っても過言ではないでしょう。
早い話が、「やる気のない人を合格させたいか」と聞かれて、「イエス」と答える人はまずいないでしょう。
もちろんですが、「本気度」の見せ方は様々です。
4位でも書いた容姿等の日々のトレーニングや、自己PRの内容、このお仕事のために上京してきたなど。
「自分の力でどれだけの不可能性を潰せるか」
重要性の高いポイントはそれぞれのオーディションで異なる部分もありますが、まずは「そのオーディションに本当に通りたいか」そこからスタートしてからでも遅くないでしょう。

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